お知らせ
News「勉強中にすぐ姿勢が崩れる」「気が散って集中力が続かない」
そんな悩みをお持ちの保護者の方は、決して少なくありません。
実はこのような“集中力の低下”には、意外な原因が隠れていることがあります。
それが——体幹の弱さです。
「体幹」と聞くと、「運動選手が鍛えるもの」「スポーツが得意な子に関係あること」と思われがちですが、実は勉強にも、学習姿勢にも深く関わっているのです。
この記事では、なぜ体幹を鍛えることで集中力が上がるのか、その理由と具体的な効果、家庭でも取り組める簡単なトレーニング方法についてお伝えします。
■体幹とは?意外と知らない「体の中心」の働き
まず、体幹とは何かというと——
お腹・背中・腰まわりを中心とした、体の“軸”になる筋肉のことを指します。
体幹がしっかりしていると、姿勢が安定し、手足をスムーズに動かすことができます。逆に体幹が弱いと、ちょっとしたことで体がグラグラしたり、長時間座っていることがつらくなったりします。
つまり、体幹は「動くための土台」であると同時に、“じっとしている”ための土台でもあるのです。
■体幹と集中力の意外な関係
勉強中、子どもが姿勢を崩してしまうのは、単なるだらけではありません。実は、体幹が弱くて姿勢を支えられないことが原因の場合が多いのです。
正しい姿勢を維持するためには、見た目以上に筋力が必要です。背中やお腹の筋肉を使って、体をピンと支える必要があります。でも、体幹が弱いとその姿勢を維持できず、気づけばどんどん崩れていきます。
そして姿勢が崩れると——
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呼吸が浅くなる
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目線が落ちて視界が狭くなる
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血流が悪くなり脳への酸素供給が減る
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体を戻そうと無意識にエネルギーを使う
こうした状態では、当然ながら集中力も持続しにくくなってしまいます。
逆に言えば、体幹を鍛えて姿勢を安定させることで、脳が働きやすい環境を整えることができ、集中力アップにもつながるというわけです。
■実際の変化:姿勢が整うと、勉強の取り組みが変わる
当教室に通っているある小学校3年生の女の子は、机に向かうのが苦手でした。すぐに体をゆらゆら動かしたり、椅子に寄りかかったりして、宿題が10分と続きませんでした。
お母さんからも「集中力がないのでは?」と相談を受けましたが、よく観察すると、座る姿勢自体をキープするのがしんどそうだったのです。
そこで、体幹を鍛えるトレーニングを少しずつ取り入れました。最初はバランスを取るのも大変そうでしたが、1ヶ月ほどで姿勢に安定感が出てきました。そしてそれと同時に、「気づいたら30分も勉強していたんです!」とお母さんも驚いていました。
これは決して特別な例ではなく、体幹トレーニングが集中力に好影響を与えた実例のひとつです。
■体幹が整うと、得られる“+αのメリット”
集中力の他にも、体幹を鍛えることで次のような効果が期待できます。
◎ 姿勢が良くなり、見た目にも自信が持てる
胸を張って堂々とした姿勢をとれることで、自己肯定感にもつながります。
◎ ケガをしにくくなる
運動中のバランスが安定し、転倒やひねりによるケガのリスクが減ります。
◎ 呼吸が深くなる
猫背や前かがみの姿勢が改善されることで、呼吸が深くなり、心も安定しやすくなります。
これらはすべて、日常生活や学習習慣を支える「土台」となる大切な力です。
■まとめ:体幹を鍛えると、学ぶ力も育つ
体幹トレーニングは、スポーツが得意な子だけのものではありません。
「集中力が続かない」「姿勢が悪い」そんな悩みを持つすべてのお子さんに効果的な方法です。
そして何より、体幹が整うことで得られるのは「勉強がはかどる」という目に見える結果だけではありません。
子どもたち自身が「できた!」「姿勢を保てた!」という小さな成功体験を積み重ね、自信をつけていくことが、将来の学習や人生に大きな力となっていきます。
もしお子さんの集中力や姿勢について気になることがあれば、ぜひ一度、体幹トレーニングを取り入れてみてください。
当教室でも、運動と学びを結びつけたサポートを行っています。お気軽に体験レッスンへお越しくださいね。
みんなDE体幹トレーニング教室案内
運動能力をグンと伸ばす体操体幹トレーニング教室『みんなDE体幹トレーニング』(略称:みんトレ)は、筑波大学体育専門学群教授とプロアスリートが監修するスポーツ教室です!
最新のスポーツ科学とプロアスリートの経験と知見を融合した体幹に特化した教室で、
現在は、茨城県つくば市のつくば研究学園校と千葉県流山市の流山おおたかの森校の2校で体操体幹トレーニングのレッスンをおこなっています。
『みんトレ』では、脳を活性化させるトレーニング、四足歩行クモ歩きなどのコーディネーショントレーニング、プランクやヒップリフトなどの体幹トレーニング(KOBAトレ)、不安定なマットのうえでの片脚立ちなどのバランストレーニング、いわゆる体操教室でおこなうような跳び箱トランポリンなどのトレーニングを複合的におこなっています。
子供たちに体幹トレーニングを導入することは、その将来に多くのメリットをもたらすことが証明されています。ゴールデンエイジ期(5歳から12歳)の子供たちは、身体の発育と発達が急速に進む時期なので、運動能力や正しい姿勢、認知能力などを向上させるには絶好の機会です!
お子様の運動神経や運動能力UP、体幹を鍛えることでスポーツのパフォーマンスUP、脳を活性化させるトレーニングで頭の回転を速くしたい、などに興味のある方はぜひ体験にお越しください!
★体操体幹トレーニングクラス 強度★ (4歳~小学生)
月~金 15:30~16:30,16:40~17:40
土 9:00~10:00,10:10~11:10,13:30~14:30,14:40~15:40,15:50~16:50
★体幹トレーニングクラス 強度★★ (スポーツをやっている小学生推奨)
月~金 17:50~18:50
土 11:20~12:20
★体幹トレーニングクラス 強度★★★ (小学校高学年~大人)
月~金 19:00~20:00
☆つくば研究学園校 (つくば市、土浦市、牛久市、つくばみらい市、常総市)
茨城県つくば市研究学園3-10-12 オスタリーパレス101
☆流山おおたかの森校 (流山市、柏市、松戸市、野田市、三郷市、八潮市、印西市)
千葉県流山市おおたかの森西2-6-17 オアシス1A
著者
近藤 直也
【経歴】
茨城県つくば市育ち
2002〜2015年 柏レイソル
〈2010年 J2リーグ優勝、2011年 J1リーグ優勝、2012年 天皇杯優勝、2013年 ヤマザキナビスコカップ(現:YBCルヴァンカップ)優勝〉
2016〜2018年 ジェフユナイテッド市原・千葉 キャプテン
2019〜2020年 東京ヴェルディ キャプテン
〈Jリーグ・カップ戦通算 460試合出場21得点〉
【代表歴】
2003年 U-20日本代表
2004年 U-23アテネ五輪日本代表
2012年 日本代表
【個人タイトル】
2011年 Jリーグベストイレブン