脳を鍛えるトレーニングとは

つくば市研究学園のスポーツ教室『みんなDE体幹トレーニング』です。
みなさん、脳を鍛えたことってありますか?
勉強で脳を鍛えるという意味ではなく、単純な動きで脳の機能を活性化させるトレーニングのことです。
今回はそのなかで『ライフキネティック 』というものについて説明していきたいとおもいますのでぜひ最後まで読んでください!
よろしくお願いします。
目次
1.ライフキネティックとは
2.ライフキネティックの効果
3.ライフキネティックの具体的なトレーニング
4.まとめ
1.ライフキネティック とは
早速『ライフキネティック 』という言葉が何回も登場していますが、聞いたことはあるでしょうか。
全く聞いたことがないという方もいるのではないでしょうか。
ライフキネティックとはドイツ発祥のトレーニング方法で、簡単な動きで脳機能を活性化させるためのトレーニングとして、最近注目を集めている方法です。
ドイツの運動指導者ホルスト・ルッツさんが独自に研究開発した『簡単な運動と脳トレを組み合わせたエクササイズ』で、筋肉などの身体的な機能よりも脳に刺激を与えることを1番の目的としたトレーニングです。
普通のトレーニングとは目的自体が大きく違っていて、誰でも簡単に楽に楽しくおこなえるということを第一に開発されてきたものなので、どのトレーニングも理解しやすく初めてでもうまくこなしやすいものになっています。
4歳以上であれば年齢や体力レベルにかかわらず楽しくできるのが特徴となっています。
2.ライフキネティックの効果
多くの神経細胞が連なっている私たちの脳は、お互いがうまく信号を出しあい、連携を取ることで機能しています。
ライフキネティックによって脳に刺激を与え続けることで神経細胞が活性化し効率的に動くようになります。
脳のこれまで使われてこなかった部分の機能がうまく働くようにもなります。
つまり、今まで完全に眠っていた力や能力が目覚める効果が期待できるということです。
ライフキネティックは、年齢や性別、色々な立場や場面に応じてさまざまな効果が期待できます。
たとえばアスリートの場合でいうと、競技パフォーマンスの向上、空間認知能力や動体視力の向上、そしてバランス能力や判断反応速度の向上など、さまざまな競技に必要となる能力を総合的に向上させてくれます。
そして高齢者の場合には、認知機能が上がることでボケ防止、記憶力の向上、注意力と理解力の向上など、より健康で長く生きるために必要な能力が得られます。
子どもの場合には、学習能力や記憶力の向上だけではなく、創造力・集中力、活発性といった人格形成にとても重要な能力が養われると言われています。
現役世代の私たちにとっても創造力や集中力、判断力そして問題解決能力などの向上が期待でき、ビジネスシーンなどでもとても役立つ効果が得られます。
3.ライフキネティックの具体的なトレーニング
ここではサッカーと掛け合わせた具体的なトレーニングメニューの一例を紹介しようとおもいます。
手でテニスボールを体の周りを回しながら足でドリブルをする、というものです。
詳しく説明すると、手でテニスボールを持ち、右手から左手に持ちかえて自分の体の周りを一周させながら、足ではサッカーボールを蹴り、ドリブルで進んでいくというものです。
このなかには「手でテニスボールを扱う」動作と「足でボールを蹴ってドリブルをする」という2つの動きが含まれています。
ただ単純にドリブルをするだけであれば足元にあるボールにだけ意識を向ければいいですが、
そこに「手でテニスボールを扱う」という全く別の動きを入れることで、通常のドリブルよりも脳に大きな負荷がかかります。
このように脳に対して新たな刺激を加えることで、認知力や判断力、集中力などを高めていくことができます。
これは自主練習にも簡単に取り入れることができます。
たとえば、簡単な計算(足し算やかけ算)を出し合いながらパス交換をしたり、しりとりや山手線ゲームなどをやりながらリフティングをするのもトレーニングの一つです。
ここでのポイントとしては、ボールを蹴るというひとつのことに意識を集中するのではなく、2つの全く異なる運動をしたり、全く違うことを頭で考えながらボールを蹴るようにすることです。
2人でトレーニングをするときには、1人が「右足」と言ったらあえて逆足の左足で返すというように、普段全く考えなくても自動的に体が動くこととは反対の指令を出すことで、通常とは異なる刺激を脳に与えることができます。
4.まとめ
説明してきたようにライフキネティックというものは単純に身体を追い込むトレーニングではありません。
なのでトレーニングとしては少し物足りないなと感じたり、もっと身体に負荷がかかるトレーニングをしたいと思うかもしれません。
しかしフィジカルと言われる身体的な機能は、脳、視覚、認知機能と連携させることでより効果を発揮するものです。
ライフキネティックはやってみると簡単そうにみえて意外と難しいです。
ただ継続することで徐々にできるようになり、楽になっていき、楽しさもでてきます。
そこでさらに難易度を上げ脳への刺激を変えるという流れをつくり、さまざまな刺激を脳に与えることでライフキネティックの効果をより高めていけるといいでしょう。
ぜひ参考にしてみてください!
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